誰もが一度は耳にしたことのある『ぎっくり腰』
一度、ギックリ腰になられた方は何度も繰り返し・・・という経験者も多いのでは?と思います。
ギックリ腰は、日常の何気ない動作で腰にそりとひねりが加わったときに生じやすい症状です。特に朝方の体が硬いときにかがめて起こそうとした瞬間、例えば、靴下をはく動作・歯を磨いていてうがいをして前かがみから体を起こそうとした瞬間・掃除機を背中を丸めてかけていて起こそうとしたときなどが危ないです。
一般的には腰の筋違い、つまり捻挫と考えられています。椎間関節、椎間板、仙腸関節、腰の筋膜などで捻挫が起きるとぎっくり腰になるのです。
捻挫と聞くと強い力が加わらないと起こらないようにも思いますが、上のような軽い動作でもギックリ腰になってしまいます。これは、運動不足や老化に関係してきます。筋力の低下や関節の可動域の低下は関節自体のかみ合わせを不安定にさせます。そこに少しの力でも加わると捻挫が起き神経が刺激され激痛が走ります。
また、ぎっくり腰の場合、はじめはうっすらとした痛みがしばらく続きそのあとに激痛に変わっていくこともよくあります。
では、ぎっくり腰になってしまったらどうしたら良いか?これはお電話でもよく問い合わせがあります。
まずは、痛む箇所を上に向け横になり1~2日安静にしていただく、その時に患部の炎症を抑えるために氷嚢や冷シップで徹底的に冷やす。
トイレや食事の時に起き上がらなければならないときは、寝ている横に台などを用意しそれにもたれて立ち上がるようにすると楽です。
3日目ぐらいからは炎症が徐々に引いてくると思いますので、今度は冷やすことによって固まってしまった筋肉を少しづつ動かします。(この時ぐらいから当院に来ていただくと改善が早いです)痛みの出る動作は避け、まずは腰と関係のない上半身からゆっくりストレッチしてゆき腰部は飛ばして足を横に倒したり伸ばしたりして・・・そして、それらであまり腰に痛みが出ないようでしたら、腰痛体操的な簡単なものからゆっくり動かしてゆきます。
このぐらいからは、炎症も治まってきてると思いますので、一切冷やす作業はやめ、逆に今度は温めていく作業を行ってください。お風呂・冬場なら使い捨てカイロなども有効です。
前にも述べましたが、一度ぎっくり腰をやられると繰り返し、なられる方が多いので、この機会に生活の習慣を見直していただくのが良いかと思います。
人間が二足歩行で歩くようになり、多くの人を悩ませることになった腰痛
この腰痛も大きく『急性の腰痛』と『慢性の腰痛』に分けることができます。
『急性の腰痛』
ギックリ腰を代表とする突然襲う激しい痛みで、息をするにも響くような急激な痛み。一度なってしまうと筋肉の繊維が弱り何年かに数回、忘れて油断すると繰り返し症状が現れます。最初のうちは、1週間から10日前後で改善されることが多いですが、何度も同じ筋肉をいじめてると奥にある骨にまで影響して、椎間板ヘルニアなどの慢性的な症状にも発展しかねません。
『慢性の腰痛』
慢性腰痛は4つのグループに分けられます。
①腰への圧力や老化が原因の慢性腰痛
「筋肉性の腰痛」「椎間板ヘルニア」「変形性脊椎症」「腰椎分離・すべり症」「骨粗鬆症」「腰痛症」などがこれです。
②細菌や腫瘍が原因の慢性腰痛
「脊椎腫瘍」「脊椎カリエス」「化膿性脊椎炎」などです。
③腰以外の病気が原因の慢性腰痛
これは内臓からくる二次性の腰痛で当院の患者さんでも患部をさわっても「もう少し中のほうに痛みが感じられる」という方がたまにおられます。そのようなときは、内科の病院や女性なら婦人科の病院をすすめることもあります。
④ストレスが原因の慢性腰痛
①であげた「腰痛症」もこれにあたるものがあります。気分が晴れる旅行やスポーツなどを行っている最中には表れにくいのですが、仕事中や家で気が付くと腰の周りの重さ・だるさ・張っているなどの違和感が出てきます。
次回から当院にお越しの方で多い症状の『ぎっくり腰』『筋肉性の腰痛』『椎間板ヘルニア』『変形性脊椎症』『腰椎分離・すべり症』『骨粗鬆症』『腰痛症』を順に書き出します。
腰がだるい・痛い・しびれるような感じがある・・・
皆さんも一度は、経験されたことがあるのではないでしょうか?
人類の祖先は、もともと4本足で歩く動物でした。2足歩行を獲得し手でものを持ち道具を作り、火を起こすこともできるようになり手先を使うことにより脳は発達して進化し続けています。
しかし、2足歩行は身体への負担を伴うことも生み出しました。
4本足で背中が丸まっている状態が一番自然だった腰が、2足歩行で立つことにより背骨と骨盤がくっついた角度が極端に狭まりました。
その上、腰には上半身、手で荷物を抱えるとその分だけ比重がのしかかります。
筋肉がしっかりついてればよいのですが、筋力があまりないと、背骨のほうに直接ストレスを与えることになります。こうなると、神経は背骨から出ているので痛みとして感じるようになるわけです。
本日の産経新聞にこんな記事が
『慢性の腰痛症』で悩みを抱えておられる方は、当院でも多数いらっしゃいます。
痛みの度合いは人それぞれですが、「仕事をやめたい!」と感じるぐらい腰痛に悩まされ、苦しんでいる方がこんなに多いとは知りませんでした。
「レントゲン上は異常なし・シップとお薬を出しておきます。」「これでしばらく様子をみましょう」とお医者さんに言われた。
こういう話もよく耳にします。
腰痛症の方だけではなく、いかなる症状でも当院では原因を探るためにコミニケーションをとり、その方にマッチした施術を行い、笑顔で退店していただけるように心がけております。
ご不明な点がありましたら何なりとお尋ねください。
投稿日:2016年10月19日|カテゴリー:腰関連
腰痛
腰痛の原因
腰がだるい・重い・鈍い痛みこれは「腰痛症」です。
原因がはっきりとせず、レントゲンなどでも異常がないのに漠然とした痛みが続きとらえどころのない腰痛のこと。腰痛の半数以上がこの「腰痛症」で悩まされています。いわば、腰の『こり』です。「腰も凝るの?」と思われた方・・・腰も凝ります!筋肉に疲労物質が溜まるところには、コリ状態が現れます。
では、どのような筋肉が「コリ」を引起しやすいのか?といいますと・・・
『大腰筋』 『腸骨筋』 『腰方形筋』 『脊柱起立筋郡』などがあります。また、臀部では『大・中・小殿筋』 『梨状筋』などの筋肉があります。
坐骨神経痛の原因
坐骨神経痛とは病名ではなく、その症状の名称です。
坐骨神経の経路と分布領域に痛みのあるものが坐骨神経痛と呼ばれています。下肢~足裏に走行する、人体の中で最も大きい坐骨神経は、ヘルニアや狭窄、筋肉の緊張などが神経を圧迫、障害をきたしたときに腰・臀部~下肢にシビレや疼痛を発症するものと言えます。
これらは、お尻や足への放散痛、大腿後面、下腿外側や後ろ、足の甲あたりまでがシビレや疼痛をきたします。 多くは腰椎椎間板ヘルニアが原因と言われていますが原因は様々です。
他には、以下のものが坐骨神経痛を引き起こす原因としてあげられます。筋肉のこわばり・ 梨状筋症候群・脊柱管狭窄症・脊椎分離症・脊椎すべり症・脊椎腫瘍・骨盤内腫瘍など
全身チェック
腰痛改善、口コミ多数
武庫之荘整体院の腰痛施術
腰痛の場合の施術は、まず急性か慢性かで処置の仕方が変わります。
急性の場合、患部が炎症していることが多いのでアイシングして冷やします。その間に幹部の周りの筋肉が過緊張により硬くなっているので丁寧にほぐし緩めていきます。状況により患部自体のこりも解きほぐします。筋肉が緩んだところで、可動範囲が狭くなり動きが鈍くなってる関節に動きをつけるためできる範囲でストレッチ運動を行います。(この日は矯正は行いません)
慢性の場合、筋肉を温め『こり』をゆっくり丁寧に解きほぐします。腰骨は元々、回旋しにくい骨なので(腰を回すとよく言われますが、腰をひねったり回せるのは90%以上、股関節の動きで行います。)回旋には股関節の動きをつけないといけません。
股関節部は腰や臀部の筋肉の引っ付き部が多いので股関節部は念入りにほぐします。筋肉がほぐれたところで、股関節がある骨盤・腰骨を正常に戻すため骨盤の矯正を行います。最後に腰周りの可動域が増えるようペアストレッチを行います。
家庭でできる腰痛ストレッチ
慢性腰痛ストレッチ体操
急性腰痛ストレッチ体操(ギックリ腰の痛みが改善された後に行ってください)
*どの動作も痛みのあるときは、その動作はせず、できるものだけ行うようにしてください。
腰痛に関する患者さまの声
接客業をしていて、ぎっくり腰手前の状態になってしまった私。
今すぐにどうにかしたいと、仕事終わりに行ける整体を探してました。
遅くまで営業しているところが、大変魅力的でした!
施術も、ゴッドハンドとは、まさにこの事!と思うくらい気持ちのいい施術でした!!
まだ、完璧には治っていないので、もう少し通いたいと思います。
丁寧な施術で苦しかった腰がとても楽になりました!
家で出来るストレッチの仕方なども教えて頂き大満足です。スタッフの皆さんも親切で、また行きたいと思ってます。
ありがとうございました。
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