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精神的なストレスを抱えやすい日本人、自分自身の性格をつかむことも肩こり解消の第一歩です。こだわりが強すぎたり、何から何まで自分の手で完璧にこなしたい。無意識なうちに自分を追い詰めがちな人たちも多いことでしょう。
自分の性格を把握し気分転換の趣味やスポーツなどを極力取り入れ、気持ちのONとOFFを切り替えれる何かを見つけられると心に余裕が生まれ、肩こりを引き起こす張り詰めた環境から解放されるはずです。
これまで見てきた『かたこり』ですが、現代社会が生み出す生活習慣の歪み！
筋肉はゴムみたいな性質を持っていますので使わなければ衰え、過度に緊張を加えるといたみます。
適度な運動をし過度な筋肉へのストレス（精神的なストレスや悪姿勢）をかけ続けないということが、肩こり解消の最善の療法です。
自分が普段何気なくとっている楽な姿勢、これも肩こりの原因の一つでした。
肩こりの対処法はまず、皆さんの普段の立ち方の癖やデスクワークでの姿勢を見直すことも大切です。
人間の背骨は直立姿勢のバランスを保つために本来適度なS字カーブを描いています。これは、カーブすることにより歩いたり走ったりするときの振動を背骨がバネのような役割をして脳にストレートに刺激がいかなくするためです。
しかし、過度の背骨の曲がり（猫背や腰背など）やゆがみは、骨を支えてる筋肉に負担をかけます。負担がかかると当然、筋肉疲労が始まり肩こりの原因になります。
立った時の良い姿勢とは、身体を横から見て
耳の穴➡肩➡股関節➡ひざ➡足のくるぶしが、真っすぐになっている状態です。
当然、デスクワークや家で座っているときの姿勢も大切です。下のイラストのようになってる方はぜひ、参考にしてください。
始めは、日ごろ慣れていないのですぐに、いつもの猫背や座り方になるかもしれませんが、あきらめず最初は気づいた時だけでも姿勢を正すことを心がけましょう。そうすると、いずれ背筋を伸ばしていない状態のほうがつらく感じる時が訪れるはずです。
今回は、今まで見てきた憎っき肩こりの対処法についてみていきます。
肩こりの３大要素「日常生活の運動不足」「習慣になってる悪い姿勢」「精神的ストレス」
今回は、日常生活の運動不足についてみてみます。
肩こりを起こしやすい個々の筋肉についての運動は７・８・９をご覧ください。
それとは別に肩こり対処にも良い、有酸素運動の正しいウォーキング方法です。
「仕事中に営業でよく歩くから毎日、運動してます！」とよく言われます・・・
私はいつも「ｳﾑ～それは、運動しないよりかはマシですが、良い運動方法とは言えないですね」と答えます。
「えっ？なぜ？」
それは、ウォーキングで毎朝、歩くのと
仕事で毎日歩くのとでは、歩いた後に違いが現れます。
仕事中にいくら１万歩、歩いたとしても「次はあそこに行って商談」「その次は誰々さんと待ち合わせだから、ここを何時に出なくっちゃ」・・・とあれこれ頭を使い、仕事終わりには「あ～疲れた～」となっているはずです。
一方、ウォーキングで１万歩、歩いた後は当然、疲れも出ますが達成感や爽快感が出ます。この違いが大きいです。
運動でもストレスのある運動と爽快感のでる運動とでは、老廃物が効率良く洗い流される度合いが違います。
運動しないよりはマシですが、ストレスという厄介なものが付きまといます。
日ごろ、仕事で歩いてる方でも休みの日は、リフレッシュできるウォーキング以外のスポーツや運動を取り入れられると今よりもきっと、肩こりから解消されるはずです。
是非お試しください。
そして、本日は頭・脛板状筋のストレッチです。
この筋肉は、首と後頭骨に張り付いてるため、『くびこり』『緊張型頭痛』などに深く関係してる筋肉です。
＊どの運動も無理をせず、痛みのあるときは中止してください。
前回、肩こり筋肉NO１の僧帽筋のストレッチをご紹介しました。
今回は、肩こりにも関係しますが特に『ねちがえ』になりやすい筋肉
ご覧のように肩甲骨の端から首にかけて走行している筋肉で、寒さが増してきたり、何かに集中しすぎると知らず知らずに肩をすくめるときに働く筋肉です。
＊どの運動も無理をせず、痛みのあるときは中止してください。
